2016/05/07
コミティア116
5月5日のコミティア終了しました。来て下さった皆さんありがとうございました。新刊が無く夫との二人参加であるのをいいことに結構出歩いていたのでお会いできなかった方もいらっしゃると思います。どうもすみません。開場早々にファンホ・ガルニド氏のサインをゲットしにいったり…(筆ペンのメリハリを駆使した筆致に目が釘付け)Belneさんの画業40周年展や諸星大二郎展もじっくり見て回りました。すっかり受信モードのコミティアでした。「メタ・パラダイム」は毎回参加ですが、私が次でるときは新しい物を出せたときかなと思います。5月15日の関西コミティアでは「レムナンツ」がイベント初売りになります。関西売り待ちの方は是非いらしてください。よろしくお願いします。
ペーパー(のウラ)に描いた「ニーバスとサウラ」「アルメア」…過去編は、多分いつか何の形ででも描き始めるしかないんだろうと思います。一応5巻未読の方のために小さくしておきます。クリックすると大きくなります。

Netflixでとびとびにみていた「ザ・キリング」US版の最終シーズンに気持ちが盛り上がってペーパーの表に(ネタバレ防止ニーバスをウラにしたので)描いてしまったのがこれ。リンデン刑事みたいな感情的女性キャラは前は嫌いだったと思うし、今でも「あーもうなにやってんだよう…」って見ながら頭抱えるんですけど主演女優さんが圧倒的説得力でねじふせてくるので見てしまい、コミティア後ひとりホテルで見た最終話は涙ぼろぼろでした。満身創痍の母と母。息子と息子。相棒ホルダー刑事役の方も魅力的で、このあと映画の仕事がびっしり入ったみたいです。

翌日は萩尾望都展と上橋菜穂子展のはしごをしてきました。どちらも濃かったです。

私は手前のセイを知らなかったです…あと雑誌で読んだことがないのでスターレッド冒頭カラー部分の色も知らなくて、びっくりしました。でも一番びっくりしたのは年表で「11人いる!」掲載から「銀の三角」を描き終わるまで8年しかたってないことでしたが。。見たことのない挿絵や未発表の阿修羅、もちろん代表作の何度となく読み返し見返した作品の原画もそろい、見応えがありました。
萩尾望都SF原画展 宇宙にあそび、異世界にはばたく


ボストン夫人からの手紙(実物)に迎えられ、「バルサ35歳」の精霊の守り人初稿…ドラマの衣装小道具、挿絵原画、文化人類学、旅行、ここまできめ細かく広く展示されるとは。なかで「狐笛のかなた」をみると「ようっ」と声をかけたくなる(笑)。展示されていた上橋さんの直筆キャライメージ画は図録にも載っていない。私はインスタレーションがなにげに気に入りました。美しくも怖いインタラクティブなデジタルアートです。ナユグの異世界感がなかなかでていたと思います。人の少ないときならぜひ一人で入って心おきなく踊ったり羽ばたいたりしてみてください。私?もちろん踊ったり羽ばたいたりしましたとも(笑)
上橋菜穂子と〈精霊の守り人〉展
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